登録年度 | 2022年度 |
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氏名 | 佐野 正和 (サノ マサカズ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 三重県四日市市 |
主な経歴 | キリン社在職中に約6年間環境担当としてキリングループの環境マネジメント業務に従事。退職後、三重県環境学習情報センターで5年間環境教育に従事した後、三重県林業研究所で森林教育担当として現在に至る。また、森林インストラクターとして森林教育、森林保全・自然体験活動に取組んでいる。 |
特記事項 | ISO14001審査員補、森林インストラクター、(一社)エシカル協会エシカル・コンシェルジュ講座修了、(一社)日本クッブ協会認定普及指導員、LEAFローカルインストラクター、三重県web講演「食品廃棄の問題について~環境問題とSDGs 食べることから変える未来~」配信など。 |
活動の紹介
基礎編第2回講座 企業と環境の関わりを考える
持続可能な社会づくりに向け、社会的に大きな影響力を持つ企業を対象に、「人材育成×企業価値向上のステップアップセミナー ~自社の強みや可能性をエシカル支店で振り返る~」を企画した。講義編では5つの視点から自社をふり返るオンデマンド講座を開催し、実践編ではエシカルなアクションプランを考えるワークショップと講義を行う。
基礎編第2回の講義では、企業活動と環境との関わりを理解し、企業として、これからの環境との関わり方について考える講義を行った。
里山保全基礎講座 第1回(全5回)
高校生以上を対象に、里山保全活動に必要な基礎的な知識・技術を学び、森林生態系の保全と、自ら安全に里山保全活動を実践することができる人材を育成することを目的に全5回の講座を企画した。
第1回は、人のくらしと地球環境の関係を理解するため、森林の機能と役割、木の利用、森林内の生き物、土壌などについて解説し、環境問題を解決するために、なぜ森林保全が必要なのかを考えながら講座を進めた。
また、里山の保全に必要な作業について安全な作業技術と同時に山を守ることの意義やリスクマネジメントについて講義した。
森林環境教育「竹の工作体験」
小学生とその保護者を対象に、竹の生態について解説することで、昔から日々の暮らしに必要な資源は身近な森林から得てきたこと、そのことが地域の環境を保全してきたことを伝えた、
また、近年では化石燃料へのエネルギー転換や身近な森林資源を利用しなくなったことで森林が荒廃して獣害などの問題を引き起こしており、その問題解決に向けては、私達の暮らしの中で竹や木材の利用促進を進めることで地域の環境保全にもつながることを伝えた。
さらに、竹工作からノコやナタなどの道具を実際に使って、安全な道具の使い方を学んだ。