| 登録年度 | 2023年度 |
|---|---|
| 氏名 | 行本 正雄 (ユクモト マサオ) |
| 部門 | 市民 |
| 性別 | 男 |
| 年代 | 70代 |
| 専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
| 主な活動地域 | 愛知県春日井市 |
| 主な経歴 | 春日井市廃棄物減量化推進審議会委員として、市の廃棄物処理基本計画策定や見直しに携わっている。中部大学では環境工学、持続学のすすめなど環境保全活動に関する講義を担当し、学生への教育を実施している。愛知県技術士会メンバーとして環境保全活動に関する講演や企業アドバイスを行っている。 |
| 特記事項 | 技術士(衛生工学部門)の資格を有し、日本技術士会から永年功労章を2014年に受賞した。環境保全活動や持続可能な社会のための教育(ESD、SDGs)に関する書籍を複数執筆し、出版している。春日井市では中小企業産業振興審議会と廃棄物減量化推進審議会の委員に就任している。 |
活動の紹介
廃棄物資源循環学会市民展示ブースでの活動紹介
第36回廃棄物資源循環学会における市民展示および市民フォーラム(10/17,18)にNPO法人愛知環境カウンセラー協会のブース出展と活動報告を行った。会場(名古屋大学ポスター2枚を展示し、100名の来場者の質疑応答に対応した。市民フォーラムでは約3分間協会の歴史や具体的な活動内容を40名の参加者にパワーポイントを用いて紹介した。18組の参加団体とも名刺交換など交流を深めた。
SDGs AICHI EXPO 2025にブース出展
愛知県主催の愛知EXPO展示会にブース出展(10/3,4)した。小中高の学生達や父兄、教師も参加し、SDGsに関連する企業、市民団体などのステージ出演もあった。NPO法人愛知カウンセラー協会ブースではクイズや環境専門家による相談コーナーを設け、カウンセラーとして対応した。
資源循環と持続
愛知環境カウンセラー協会主催の勉強会講師の依頼を受け、「資源循環と持続」について90分講義を務行った。環境カウンセラーメンバーや自治体審議会委員、環境企業の代表の参加者があった。廃棄物処理法、循環型社会形成推進基本法を中心に品目別リサイクル法、プラスチック資源循環新法など具体的な事例を紹介した。
スタートアップセミナー特別講義SDGsについて
中部大学工学部機械工学科スタートアップセミナーの特別講師として1年生160名にSDGsについて講義を行った。機械工学はものづくりの学問であり、資源循環や脱炭素化問題は喫禁の課題である。SDGsの17の目標の中でもSDGs12について詳しく解説し、大学生としての環境問題への取組みについて意識づけを行った。また、プラスチックリサイクルの動画学習やクイズによる体験学習を通じて身近な問題として捉えさせる事ができた。
春日井市ごみ減量推進審議会(第2回)
今年度最後の審議会が市役所会議室で開催された。議題1はプラ新法への対応、製品プラと容器包装プラの一括回収と再商品化手法について、議題2は焼却炉基幹改修工事の進捗とごみの周辺自治体への移動、処理など。その他、資源化物(瓶、缶)の持ち去り対策、生ごみ処理機の補助に関して報告後、審議会委員による質疑応答があった。
春日井市ごみ減量推進審議会(第一回)
新5か年ごみ処理基本計画に関する審議および下水道事業計画に関してカウンセリングを行った。
下水道処理展

東京ビッグサイトで開催された下水道処理展において展示ブース(技術士会)において下水汚泥処理とエネルギー利用について技術発表とコンサルティング支援を行った。メタン発酵や上下水道処理の最新技術を説明した。
プラスチックリサイクルへの工学的アプローチ

日本技術士会中部本部生命環境系部会第二回年次大会総会にて特別講演会を実施、技術士として20年間活動を紹介した。特に、プラスチックリサイクルの現状と油化、ガス化、高度選別に関する最新研究を工学的アプローチの観点から研究成果を報告し、資源循環社会の実現について考察した。
令和6年度かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議

春日井市環境部環境政策課より講演依頼があり、春日井市のごみ処理・リサイクルの現在と未来について60分講演した。かすがい環境パートナーシップ会議(NPO)のメンバーや市関係者40名が聴講した。ごみ処理、ごみ減量、リサイクル率など現状を愛知県内自治体と比較し、将来の展望について議論した。活発な意見交換ができ、課題への取組みに関してカウンセリングを行った。