<栃木県:1件>

自然保護

希少種「トモンハナバチ」の保全  (2008.03.05掲載)
松村 雄

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希少種「トモンハナバチ」の保全
 トモンハナバチは夏活動する中型のハチ(写真右)です。栃木県絶滅危惧II類の希少種で,県内では塩原温泉だけで生息が確認されています。オスはエゾミソハギ群落の間を飛び回って花に訪れたメスと交尾し,メスはヨモギの毛を集めて巣造りし花粉・ミツを集めて産卵します。一昨年生息地に国道バイパス道路ができることを知り,2年間かけて虫仲間と巣を探索した結果,取り壊す予定の古い倉庫屋根の庇(ひさし)(写真左)に巣が発見されました。地元土木業者の協力を得て庇屋根を切断し、近くの廃校校庭に移転しました。新しい環境に馴染んで生活してくれることを祈ります。

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<埼玉県:2件>


環境保全講習会の写真
 平成21年10月3日に、協会会員および一般の方を対象として、「埼玉の自然環境を知ろう」というテーマで講習会を開催しました。会場では生物多様性のパネル展示も行い、45名の参加者がありました。
埼玉の自然の中で共生してきた生物や鳥の話、絶滅危惧種の「トダスゲ」の保護などの講演のほか、カエル調査を例として、さいたま市市民提案型協働モデル事業に選定された「市民参加型いきもの調査」の必要性やその可能性などの講演を行い、生物多様性の保全がいかに重要かを参加者に感じていただきました。
 さらに、子どもたちへの環境教育として体験や五感を使った活動の重要性を、熊の剥製をもとに考えた事例発表を行うとともに、身近な自然と動物・植物と人間とがこれからもうまく付き合っていくことの大切さを広く訴えました。

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環境コミュニケーション

「県民主導型リスクコミュニケーション」開催
NPO法人埼玉環境カウンセラー協会

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県民主導型リスクコミュニケーションの写真
 埼玉環境カウンセラー協会では、埼玉県の「県民主導型リスクコミュニケーション」に応募し、市民4名と私たちが参加して今年も開催しました。「リスクコミュニケーション」というと企業側の“ためらい”があるため「環境コミュニケーション」と銘打って、企業の環境報告書に基づく環境活動の紹介、工場見学の後、意見交換会を行っています。環境情報を市民と企業が共有する“かけはし”になることを目標にしています。

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<千葉県:8件>

環境教育

どんぐり車工作とエコベジ栽培
高橋 敬子

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どんぐり車工作とエコベジ栽培の写真
 2012年1月の新宿区の環境イベントで、子どもや学校の先生・保護者を対象にどんぐり車の工作プログラムを行いました。どんぐり車とは、要らなくなった紙で車の形をつくり、その中にどんぐりを入れてその重みを利用して木の板などの上を滑らせて走らせる車のことです。子どもたちは思い思いの絵を描いてオリジナルのどんぐり車を走らせて楽しんでいました。車に入れるどんぐりの数を増やして実験する子、円盤の形のどんぐり車を作る子などもいて、さまざまな発想が生まれるきっかけづくりにもなりました。
 また、調理の際に捨ててしまう大根やにんじん等の葉っぱの部分をそのまま水につけて室内で栽培した野菜を「エコベジ」と名づけて展示しました。カブ、にんじん、大根、セリ、にんにく等々、水耕栽培をするとさらに何回か収穫でき、食べられることを伝えました。「水に入れるだけでこんなに育つんだ~!」「これは何の葉っぱ?」、「保育園でも栽培できそうですね」等、興味を持って質問してくれる方がたくさんいました。
 このイベントを通して、身の回りにあるものの大切さを実感してもらえたのではないかと思います。

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環境コミュニケーション

持続可能な地域づくりを目指したコミュニティカフェ(風土かふぇ)の開催
高橋 敬子

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コミュニティカフェ(風土かふぇ)の写真
 持続可能な地域づくり(人と人、地域と人、人と自然をつなぐ)を目指したコミュニティカフェ(風土かふぇ)を2011年6月11日に立教大学で実施しました。
 今回で4度目となる本企画では、「西池袋のまちづくり」をテーマに、①地域でまちづくり活動をしている団体の活動紹介、②有機無農薬やフェアトレードの飲料、地元での環境や健康に配慮された菓子の提供、③西池おはなし会-豊島のむかしばなしPart2-、④西池袋魅力発見ツアー -立教大学編Part2-、⑤西池袋ギャラリー、⑥不用品交換会の6つの試みで西池袋及び豊島区の魅力を発信しました。
 回数を重ねることで、大学、地元町会、学生団体と充実した連携ができるようになったり、参加団体同士や来場者と地域住民との新たな交流や意見交換の場が生まれたり、地域住民が企画に主体的に参加できる機会になったり、風土かふぇが地元に少しずつ根付いていることを実感しました。

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環境教育

身近な自然素材を使ってエコ工作!
高橋 敬子

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 身近な自然素材を使ってエコ工作!の写真1
 新宿区では、環境の普及啓発・学習活動を実施している個人・団体を「まちの先生」と称し、様々な環境保全に関する体験型ワークショップやパネル展示等を「新宿の環境学習応援団」“まちの先生見本市”として実施しています。
2011年2月に新宿区立東戸山小学校で実施された第10回“まちの先生見本市”に、私が所属する団体「NPO風土-Kazetsuchi-」も出展して、子どもたちや学校の先生、保護者の方々等を対象として、どんぐり、松ぼっくり、落ち葉、小枝など都心でも身近に見つけられる自然素材を使った工作を行いました。
 どんぐりで作ったトトロのオーナメント、押し葉を画用紙に貼ってつくったしおりやネックレスなどのサンプルを見ながら、ブース来場者はそれぞれ自由な工作を楽しんでいました。
 身近な自然素材を使ってエコ工作!の写真2
 学校の先生には、低学年の子どもたちでも簡単で楽しくできるエコ工作についてアドバイスを行いましたり、子どもたちには、飾っているサンプルを真似するのではなく、自分たちの発想で自由につくってもらうよう呼びかけたりしました。「すべての作品にそれぞれの個性がでるんだから、失敗はないんだよ。」ということを話すと、なんとどんぐりに赤や青の色をつけて仮面ライダーを作ったり、真っ黒に塗って、トトロに出てくるまっくろくろすけをつくったりする子どもも!(笑)
 とても驚いたのは、どんぐりとどんぐりを毛糸でつなげて、「家族の輪」をつくった子、どんぐりに家族ひとりひとりの名前を書いた子、押し葉のしおりに「いつもありがとう」と書いている子がいたことです。「家族に見せてあげる」といって、みんなそれぞれ大事そうに持ち帰って行く様子を見て、ほほえましく感じました。
 身近な自然素材を使ってエコ工作!の写真3
 どんぐりにもいろいろな種類があることに気づいて驚く人、学校の近くで拾ったくるみの実を教室から持ってきて見せてくれる子ども等もいて、私たちも参加者もみんなで楽しい時間を共有することができました。また、参加者に対してこの体験を通して身近な自然への興味を引き出すことができました。
 次回出展する機会があれば、新宿区内で拾った自然素材を使って、大勢の子どもたちと一緒に一つの作品を作り上げていけるようなエコ工作を行ってみたいと考えています。

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環境コミュニケーション

親子でつくる“松ぼっくりミミズク”講座開催
高橋 敬子

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松ぼっくりミミズクの写真
 風の人(外から来た人)と土の人(地元の人)たちとが気軽に集まって意見交換や情報交流ができる場として、西池袋南町会、立教大学ESD研究センターと協働で、昨年度より「風土かふぇ」を実施しています。
 第三弾である今回は、(1)豊島区の郷土玩具でもあるススキミミズクにちなんだ、松ぼっくりのミミズクづくり、(2)西池語りの場、(3)まちチョコパッケージ募集(豊島区にちなんだフェアトレードチョコのパッケージデザインの募集)のイベントを実施しました。
 松ぼっくり、ひまわりの種、落ち葉など、家の近くを探せば簡単に見つけられる素材を使ったミミズクづくりでは、親子での参加や、幼児から高齢の方の参加等、多くの世代の人たちが工作を楽しんでいました。また、ミミズクづくりが、身近な自然について親子で話をするきっかけづくりにもなっていたようです。

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市民活動

皇居東御苑の自然と歴史の探勝会
高橋 敬子

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皇居東御苑の自然と歴史の探勝会の写真
 元宮内庁庭園課長であり、環境カウンセラーでもある大崎清見氏を講師としてお呼びし、皇居東御苑の歴史や初夏に見られる植物等について解説していただきました。皇居ができるまでの話や皇居に生息する動植物に関する話の他、宮内庁庭園課長時代に設計に携わった皇居の森づくりの秘話も聞くことができ、大変有意義な探勝会でした。ご夫婦やご家族連れでの参加が多く、暑い中熱心にメモや写真をとる姿が印象的でした。

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森林保護

牛乳パック回収活動を通じた中高生と西アフリカとの交流
高津 佳史

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マリ共和国北部の砂漠の町・ゴッシ近郊に記念植林の写真
 砂漠の緑化を行うNPO「サヘルの森」のメンバーとして、牛乳パック回収活動を通じて森林資源の保護とリサイクルの意味について考えてきました。特に中学校、高等学校の生徒さんの協力で、集めたパックを換金し西アフリカ・マリ共和国での植林活動に役立ててきました。今年は、白百合学園(東京都)の生徒さんたちと協力してマリ共和国北部の砂漠の町・ゴッシ近郊に記念植林を行いました。「白百合学園の森」として大きく育つことを願っています。

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環境教育

「イネ・米づくり体験学習」の支援活動の報告
平沢 信夫

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「イネ・米づくり体験学習」の写真
 東京都港区のH小学校5年生の総合学習で屋上の児童プール(3m×5m)の田んぼを確保し、イネの育苗・田植え・草取り・生育観察と生き物観察・イネ刈り・脱穀精米・収穫祭・わら細工までを体験し、生物多様性の学習・友達と協働してこそ味わえる感動・イネを育てて収穫の喜びの祭りと其々テーマを持って学習したことの発表を行っています。
 こどもたちは、世界のイネ・米、イネの生育と気象、一万石の水田の広さ、農薬使用の歴史、田んぼの生き物、等々のテーマを選び、素晴らしい学習が展開しています。これらの学習が円滑に進むよう支援しています。

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市野谷の森と環境大臣表彰の写真
 千葉県流山市にあるオオタカが生息する市野谷の森は、つくばエクスプレスの沿線開発で消滅することが決まりました。その後、豊かな自然が残る、オオタカを頂点とする市野谷の森の生態系の保全と、生態系をネットワーク化する運動を始めました。15年にわたる、25haの広さの森林を千葉県の都市公園の都市林として保全する活動が認められ、平成18年4月28日、新宿御苑100周年記念パビリオンで「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受けました。

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<東京都:5件>

環境教育

小学生のためのドングリ学習会
品川 高儀

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小学生のためのドングリ学習会
 

 平成24年7月13日(金)、震災を契機に始まったどんぐりプロジェクトに参加している横浜市立永田台小学校の小学生にドングリの種類や食べ方、遊び方などを体験学習する出前授業を実施しました。

 まずは、指遊び歌で楽しみながら自然観察の重要性を考えてもらったあと、どんぐりを使った遊びやクラフトの実物を紹介しました。イチイガシの拡大コピーやクヌギ、マテバシイ、スダジイ、コナラの絵を遣って、どんぐりの部分名称や観察のポイント、実のできる季節や集め方を説明しました。 次に外に移動して、子どもたちが育てたどんぐりを確認しました。近くで採ってきたのはシラカシ、気仙沼から届いたどんぐりはウバメガシとミズナラのようです。どんぐりは毎年種を足元へ落として繁殖するので1年で5メートルとは広がらないため、地域に根ざした固有の性質をもっています。生物多様性にはいろいろな特性があるので、生まれたところで植えて育つことが木にとってはとても幸せなことだと説明し、気仙沼からの苗は是非とも現地へ返送しようと話しました。

 最後に、食べられるどんぐりについて解説し、どうやって食べるといいかみんなで考えました。ガスコンロのある教室へ移動して、マテバシイの粉とホットケーキミックスでドングリホットケーキを作ったところ子どもたちは大喜び!ホットケーキを作りながらマテバシイの集め方、さらにドングリ粉の作り方の説明をして美味しくホットケーキをいただきました。食後、大昔の人はドングリを食べていたという解説をしたところ、高学年の児童が早速社会科資料を持ってきて、説明を助けてくれました。とても頼もしくうれしく思いました。
参考:横浜市創造局HP


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環境コミュニケーション

インドネシアで先生向けのワークショップ
前川 哲也

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インドネシアで先生向けのワークショップ
 2012年5月、インドネシアのジャカルタにてUNESCOとKOICA(韓国国際協力団)が主催のRegional Workshop for Green School Action in East Asiaというワークショップに参加してきました。これからESD(持続可能な開発のための教育)を始めようとするインドネシアの先生方を前に、自分の実践を英語で発表し、また、先生方がこれから始めるESD活動について一緒に考えました。みなさん大変熱心で、活発なディスカッションが行われました。

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環境カウンセラー全国交流会の写真
 環境カウンセラー全国連合会と愛知環境カウンセラー協会の共催で、2010年10月23日に、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開かれていた名古屋で、環境カウンセラー全国交流会を開催しました。北は宮城から、茨城、千葉、東京、神奈川、栃木、静岡、長野、愛知、三重、岐阜、滋賀、奈良、大阪、兵庫、岡山など、全国各地の環境カウンセラー70名が集まり、活動の事例発表と情報交換の機会を持ちました。大変有意義なひとときとなりました。

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環境教育

東京都国立市での桜守活動  (2007.12.20掲載)
大谷 和彦

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桜守活動の写真
 国立市内の桜並木を守る「くにたち桜守」の活動を地域で展開しています。現在200人以上のボランティアが登録し、市内6つの小学校の1年~5年生の生徒が「総合的な学習の時間」に季節を通じてこの活動に関わっています。1学期に桜の根元が踏み固まるのを防ぐ「ムラサキハナナ(菜の花の一種)」の種をとり、2学期に桜の木の根元にその種をまき、3学期にはボランティアの手作りの肥料をまきます。
  子どもたちにはこの桜守活動の参加をきっかけに、世代を超えて地域の人と関わり合いを持ち、もっともっと自分たちの町を好きになってほしいと思います。
  なお、この活動は、今年度国土交通省が主催する「全国みどりの愛護」の催しで評価されて、表彰を受けました。

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市民活動

「くらしのe手帖」で省エネ活動
中尾 ひろえ

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“「くらしのe手帖」の写真
 「日野 地域エネルギー協議会」を始めて3年目になるが、この度「くらしのe手帖-2.エアコン編」を作成した。昨年の「1.冷蔵庫編」に続く2冊目で、「2.エアコン編」は家庭用エネルギー消費が一番高いエアコンに焦点を当て、省エネルギーに目を向けてもらおうというものである。ちなみに「1.冷蔵庫編」の活用として平成18年10月に日野市「くらしのフェスタ」では「古い冷蔵庫コンテスト」を実施し、優勝者には新しい省エネタイプの冷蔵庫をプレゼントすると同時に、新旧冷蔵庫に省エネナビを設置し消費エネルギーを計測比較した。

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<東京都・神奈川県:1件>
市民活動

町田駅で「地球温暖化防止キャンペーン」
NPO法人UNIVERSAL環境カウンセラー協会

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地球温暖化防止キャンペーンの写真
 2006年11月18日(土)に小田急町田駅東口カリヨン広場で「地球温暖化防止キャンペーン」を行い、およそ900名のご参加をいただきました。キャンペーンでは、パネル展示、二酸化炭素の排出量等を問いとした環境クイズ、「身近な地球温暖化対策」等の資料配布、ISO14001・エコアクション21無料相談等を行いました。環境クイズには約350名のご参加をいただき、抽選でオリジナルエコバック等を差し上げました。

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<神奈川県:8件>

市民活動

「新宿御苑の自然と歴史の探勝会」
高橋 敬子

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「新宿御苑の自然と歴史の探勝会」
 元宮内庁庭園課長であり、日本で最初のレンジャーとして日本の自然保全の一翼を担ってきた大崎清見氏を講師としてお呼びし、新宿御苑の歴史や秋に見られる植物等について解説していただきました。新宿御苑の歴史や自然以外にも、昭和天皇に関するエピソードや、レンジャーとして活躍していた頃の話題等、貴重な話を聞くことができ、大変有意義な探勝会となりました。万歩計を持参された方の話によると、“約1万歩”の探勝会だったそうです。

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環境コミュニケーション

「風の人、土の人が集う“風土かふぇ”」開催
高橋 敬子

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「風の人、土の人が集う“風土かふぇ”」開催
 風の人(外から来た人)と土の人(地元の人)たちとが気軽に集まれる意見交換や情報交流・情報提供の場として、風土かふぇを立教大学で実施しました。第一弾は、西池袋及び豊島区地域の「エコ」をテーマに以下の4つの方法で魅力を発信しました。

(1) 池袋や池袋でエコ活動をしている団体の活動紹介(展示)
(2) 有機無農薬やフェアトレードの飲料、地元のお店で作られた無添加等の環境や健康に配慮されたお菓子の提供
(3) ミニ・実演講座-家庭でできる堆肥づくり-
(4) 西池袋魅力発見ツアー

 今後も継続して開催する予定ですので、お近くの方はぜひ足をお運びください。

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環境コミュニケーション

西池袋おさんぽマップの作成
高橋 敬子

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西池袋おさんぽマップの作成
 地元の人、一般の人、学生さん等、さまざまな立場の人たちが実際にまちを歩き、地域の人の話を聞いて発見した『西池袋の魅力』を盛り込んだ「西池袋おさんぽマップ」を作成しました。このマップには、私が所属する団体「風土-Kazetsuchi-」が実施したまちあるき講座や地元学講座に参加した人たちがそれぞれに発見した「歴史」、「文化」、「環境」「自然」、「コミュニケーション」等の視点が盛り込まれています。

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環境教育

「環境カルタ取りで楽しく学習」 (2008.08.12掲載)
山蔦 紀一

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「環境カルタ取りで楽しく学習
 地球温暖化防止には、難しい対策よりも電気やガソリンなどの節約といった当たり前のことがきちんとできなければならないと考え、環境保護への基本的な取り組む姿勢を親子で楽しみながら理解できるよう、「環境カルタ」を作りました。
 子供が対象のときにはイヌボウカルタのルールで、大人や中学生が対象のときには、百人一首のように、下の句の札を取り合います。
 カルタ抜粋:(ね)猫だって 暖房強いの 嫌いだニャー  
 学校や子供会でこれから楽しんで活用してもらおうと考えています。

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市民活動

「創造力」を活かして自然環境保護  (2008.04.30掲載)
浅見 一義

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「創造力」を活かして自然環境保護
 人間には「創造力」というすばらしい能力があります。私はその「創造力」を発揮して自然環境保護を積極的に行い、そこに高齢者・障害者も参加できる場を提案していきたいと考えています。すべての人と生物のくらしがお互いに関わり合い、みんなが「創造」(協働)できることを目的として、竹林の整備、枝打ち、水田耕作、野菜作りなどを行っています。また、活動の際には自分たちが地域で作った野菜や米を使い、女性のメンバーが腕をふるった食事を参加者皆でいただいています。 平成22年には全国植樹祭が秦野市で開催されます。これからも緑あふれる地域にしていこうと行動していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

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環境教育

協働をコーディネートして環境学習を促進
安藤 多恵子

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環境学習出前講座等の写真
 神奈川県グリーン教育支援制度や綾瀬市の市民活動助成を活用して、小・中学校への環境学習出前講座、フィールドワーク「ふるさとの宝を探そう-博士大集合」をコーディネートしています。また、啓発用のちらし・ポスター・パンフレット等に企業の広告掲載や印刷協力など、自治体・企業・学校・市民団体との連携を図り、環境学習の全体的底上げを実践しています。

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講師

「環境を考える」講演会で感動
福田 昭三

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講演会の写真
 古里の町が三つの町村合併に伴い「会津美里町」と改名し、その記念講演会が地元高田大学にて開催されました。一昔前には、無数の生き物がいた山や川に、魚やトンボ・カエル・ヘビあるいはウサギがいない?どこに行った…そんな淋しい想いと不安を持って早何十年…そんな時水の話を中心にした講演の依頼があり、環境カウンセラーとして講演しました。今回程環境カウンセラーになって良かったと思った事はありません。田舎の人口2万足らずの町でしたが、参加者関係者約70名、会場が一体となって環境について学ぶ事ができました。

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講演の写真
 講演会を開いても人は集まらない。婦人会で2回話すが以後声がかからない。そこで頼み込んで、公民館活動の環境施設見学バスに乗り込んだ。40分ほど紙芝居を使って話す。これなら聴衆は逃げも隠れもしない。内容を、(1)石鹸か洗剤かより、使いすぎないことが大切。(2)ごみのリサイクルよりゴミを出さないのが一番。(3)小さなことから始めようとおっしゃるなら「つつましく・豊かに」暮らし始めましょ、(4)太陽光や風力発電よりもまず節電です、などの基本事項とする。目からウロコだとのうれしい評価。今後も乗り込むぞー。

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<山梨県:2件>

環境教育

環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあい
櫻林 いさを

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 環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあいの写真1
 市民団体「心の健康ボランティア雅の会」として、平成17年度より地域の放課後児童クラブで「あなたの優しさを地域に」をメインテーマとして、環境と防犯に関する紙芝居や本の読み聞かせをしています。
 環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあいの写真2
 最初は数ヶ所の放課後児童クラブでの朗読から始めた活動でしたが、子どもたちの興味を引き付けられるツールは何か、また地域のボランティアとしてどのように活動を進めていくか等、会の仲間で何度も話し合っていくうちに、紙芝居や動物のクイズ形式など様々なアイディアが出てどんどん広がっていきました。現在では市内全てのクラブだけでなく、市内・外の小学校の全校朝朗読や4・5年生の環境授業実施にまでの実施にまで発展し、これまでの7年間の活動でふれあった子どもたちは紙芝居だけでも7,000人、累計22,000人にもなっています。
 環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあいの写真3
 せっかく子どもたちに紙芝居をするのだから、楽しみながら学んでもらいたいと思い、慣れないパソコンを勉強してパソコン紙芝居を作成!アニメーションを入れながら子どもたちにもわかりやすい表現で地球温暖化防止等についてお話しました。宇宙から見た夜の地球の画像等も見てもらうなど、例をあげながら説明して、自分たちでもすぐ実践できるエコ活動について子どもたち自身に考えてもらいました。環境授業では新聞の記事やインターネットから見つけた雑学等を紹介しており、これが児童にとても好評です。
 高学年になると子どもたちもパソコンを使い始めるので、私達も「60の手習い」で一生懸命パソコンを頑張っています。また、私は、山梨県エコティーチャー、環境教育・環境学習インストラクターの資格を持っているので、そちらからの環境学習指導もいただきながら実施しています。
 環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあいの写真4
 子どもたちは日々新しい知識を吸収しているため、学校に出向いて活動するようになってから、私たちも負けないようにより一層の情報収集・自己研さんに励むようになりました。また、街で出会った子どもたちと声をかけあえるような親しみのある関係も生まれています。子どもたちの笑顔に触れると「やってよかった・・・」という何とも言えない充実感を味わい、私たちも元気になることができます。この活動は自分たちにとって、とても流れをもたらしてくれています。
 この活動を7年間続けられたことは自分にとって大きな励みになっています。これからも地域の中で地域の子どもたちと関わり、学校の先生ではない「地域のおばさん」だからできること、「地域のおばさん」ならではの活動を継続していきたいと思います。

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環境教育

子どもたちの創造力向上をサポートするワークショップの開催
流石 皇甫

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 身近な自然素材を使ってエコ工作!の写真2
 学校の夏休みの期間に、小学生を対象として風鈴の風受け(短冊状の物)を工夫して弱い風でも快く鳴る風鈴を作るワークショップを行い、暑い夏を涼しく過ごす日本人の昔からの「知恵」を再発見してもらいました。

 今回のワークショップでは、指導者側からの知識の説明は極力ひかえて、子どもたちが主体的に活動する環境を創り、体験の中で気づいた事を言葉などに置き換える体験学習プログラムとしました。
 まず、「風鈴について知っている事・不思議に思う事・知りたい事」を子どもたちに質問し、興味関心を高めた後、風受けの有無による風鈴の鳴り方の違い、風受けに風があたった時の予想・結果、予想との違った原因などを、自由に言葉や絵で表現してもらいました。また、良く鳴る風鈴とあまり良く鳴らない風鈴を比べ、それぞれの風鈴の動きの観察・記録をして風受けの違いについて、参加者みんなで共有化しました。

 一連の流れを通じて、良く鳴る風鈴にするには、風受けは風を受けやすく逃がしやすく、その動きが「ゼツ」※に力を伝えやすくする必要があることを、子どもたち自身が気づき、風受けの重さ・大きさ・形・紙の質・糸の長さが関係していることを発見していました。※ゼツ(舌):風鈴の内側にある、風受けについている音を出す部品。
 身近な自然素材を使ってエコ工作!の写真2
 さらに、風鈴によって感じる涼しさは、音(音色)だけではなく、風受けの動き(視覚)も関係している事に気づき、気持ち良い感じを「快い」と概念化して、いろいろな風鈴の音色や風受けの動きから「快い・悪い」を言葉で表現していました。
 最後にガラス風鈴に自分で絵を描きオリジナルの風鈴を完成させ、暑い夏を涼しく過ごすのに風鈴が使われていたことは、日本人の「知恵」の一つであることを理解してもらいました。

 今回のワークショップでは、地元の企業からのご協力として教材用の風鈴を廉価で提供していただくことができました。また、スタッフとして山梨県地球温暖化防止活動推進員の方々も協力してくれ、スムーズに楽しいワークショップを実施することができました。私自身推進員をしており、地域で当該活動を推進する話し合いで、学習プログラムを提案し学習会の協力が得られました。
 日本人の知恵シリーズとして、これからも「風鈴」「よしず」「湯たんぽ」などをテーマに、省エネルギー体験型科学学習会を開催していく予定です。

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