<栃木県:1件>
希少種「トモンハナバチ」の保全 (2008.03.05掲載)
松村 雄
<埼玉県:2件>
環境保全講習会の開催
NPO法人埼玉環境カウンセラー協会
埼玉の自然の中で共生してきた生物や鳥の話、絶滅危惧種の「トダスゲ」の保護などの講演のほか、カエル調査を例として、さいたま市市民提案型協働モデル事業に選定された「市民参加型いきもの調査」の必要性やその可能性などの講演を行い、生物多様性の保全がいかに重要かを参加者に感じていただきました。
さらに、子どもたちへの環境教育として体験や五感を使った活動の重要性を、熊の剥製をもとに考えた事例発表を行うとともに、身近な自然と動物・植物と人間とがこれからもうまく付き合っていくことの大切さを広く訴えました。
「県民主導型リスクコミュニケーション」開催
NPO法人埼玉環境カウンセラー協会
<千葉県:8件>
どんぐり車工作とエコベジ栽培
高橋 敬子
また、調理の際に捨ててしまう大根やにんじん等の葉っぱの部分をそのまま水につけて室内で栽培した野菜を「エコベジ」と名づけて展示しました。カブ、にんじん、大根、セリ、にんにく等々、水耕栽培をするとさらに何回か収穫でき、食べられることを伝えました。「水に入れるだけでこんなに育つんだ~!」「これは何の葉っぱ?」、「保育園でも栽培できそうですね」等、興味を持って質問してくれる方がたくさんいました。
このイベントを通して、身の回りにあるものの大切さを実感してもらえたのではないかと思います。
持続可能な地域づくりを目指したコミュニティカフェ(風土かふぇ)の開催
高橋 敬子
今回で4度目となる本企画では、「西池袋のまちづくり」をテーマに、①地域でまちづくり活動をしている団体の活動紹介、②有機無農薬やフェアトレードの飲料、地元での環境や健康に配慮された菓子の提供、③西池おはなし会-豊島のむかしばなしPart2-、④西池袋魅力発見ツアー -立教大学編Part2-、⑤西池袋ギャラリー、⑥不用品交換会の6つの試みで西池袋及び豊島区の魅力を発信しました。
回数を重ねることで、大学、地元町会、学生団体と充実した連携ができるようになったり、参加団体同士や来場者と地域住民との新たな交流や意見交換の場が生まれたり、地域住民が企画に主体的に参加できる機会になったり、風土かふぇが地元に少しずつ根付いていることを実感しました。
身近な自然素材を使ってエコ工作!
高橋 敬子
2011年2月に新宿区立東戸山小学校で実施された第10回“まちの先生見本市”に、私が所属する団体「NPO風土-Kazetsuchi-」も出展して、子どもたちや学校の先生、保護者の方々等を対象として、どんぐり、松ぼっくり、落ち葉、小枝など都心でも身近に見つけられる自然素材を使った工作を行いました。
どんぐりで作ったトトロのオーナメント、押し葉を画用紙に貼ってつくったしおりやネックレスなどのサンプルを見ながら、ブース来場者はそれぞれ自由な工作を楽しんでいました。
とても驚いたのは、どんぐりとどんぐりを毛糸でつなげて、「家族の輪」をつくった子、どんぐりに家族ひとりひとりの名前を書いた子、押し葉のしおりに「いつもありがとう」と書いている子がいたことです。「家族に見せてあげる」といって、みんなそれぞれ大事そうに持ち帰って行く様子を見て、ほほえましく感じました。
次回出展する機会があれば、新宿区内で拾った自然素材を使って、大勢の子どもたちと一緒に一つの作品を作り上げていけるようなエコ工作を行ってみたいと考えています。
親子でつくる“松ぼっくりミミズク”講座開催
高橋 敬子
第三弾である今回は、(1)豊島区の郷土玩具でもあるススキミミズクにちなんだ、松ぼっくりのミミズクづくり、(2)西池語りの場、(3)まちチョコパッケージ募集(豊島区にちなんだフェアトレードチョコのパッケージデザインの募集)のイベントを実施しました。
松ぼっくり、ひまわりの種、落ち葉など、家の近くを探せば簡単に見つけられる素材を使ったミミズクづくりでは、親子での参加や、幼児から高齢の方の参加等、多くの世代の人たちが工作を楽しんでいました。また、ミミズクづくりが、身近な自然について親子で話をするきっかけづくりにもなっていたようです。
皇居東御苑の自然と歴史の探勝会
高橋 敬子
牛乳パック回収活動を通じた中高生と西アフリカとの交流
高津 佳史
「イネ・米づくり体験学習」の支援活動の報告
平沢 信夫
こどもたちは、世界のイネ・米、イネの生育と気象、一万石の水田の広さ、農薬使用の歴史、田んぼの生き物、等々のテーマを選び、素晴らしい学習が展開しています。これらの学習が円滑に進むよう支援しています。
「みどりの日」表彰
恵良 好敏
<東京都:5件>
小学生のためのドングリ学習会
品川 高儀
平成24年7月13日(金)、震災を契機に始まったどんぐりプロジェクトに参加している横浜市立永田台小学校の小学生にドングリの種類や食べ方、遊び方などを体験学習する出前授業を実施しました。
まずは、指遊び歌で楽しみながら自然観察の重要性を考えてもらったあと、どんぐりを使った遊びやクラフトの実物を紹介しました。イチイガシの拡大コピーやクヌギ、マテバシイ、スダジイ、コナラの絵を遣って、どんぐりの部分名称や観察のポイント、実のできる季節や集め方を説明しました。 次に外に移動して、子どもたちが育てたどんぐりを確認しました。近くで採ってきたのはシラカシ、気仙沼から届いたどんぐりはウバメガシとミズナラのようです。どんぐりは毎年種を足元へ落として繁殖するので1年で5メートルとは広がらないため、地域に根ざした固有の性質をもっています。生物多様性にはいろいろな特性があるので、生まれたところで植えて育つことが木にとってはとても幸せなことだと説明し、気仙沼からの苗は是非とも現地へ返送しようと話しました。
最後に、食べられるどんぐりについて解説し、どうやって食べるといいかみんなで考えました。ガスコンロのある教室へ移動して、マテバシイの粉とホットケーキミックスでドングリホットケーキを作ったところ子どもたちは大喜び!ホットケーキを作りながらマテバシイの集め方、さらにドングリ粉の作り方の説明をして美味しくホットケーキをいただきました。食後、大昔の人はドングリを食べていたという解説をしたところ、高学年の児童が早速社会科資料を持ってきて、説明を助けてくれました。とても頼もしくうれしく思いました。
参考:横浜市創造局HP
インドネシアで先生向けのワークショップ
前川 哲也
環境カウンセラー全国交流会の開催
環境カウンセラー全国連合会 愛知環境カウンセラー協会
東京都国立市での桜守活動 (2007.12.20掲載)
大谷 和彦
子どもたちにはこの桜守活動の参加をきっかけに、世代を超えて地域の人と関わり合いを持ち、もっともっと自分たちの町を好きになってほしいと思います。
なお、この活動は、今年度国土交通省が主催する「全国みどりの愛護」の催しで評価されて、表彰を受けました。
「くらしのe手帖」で省エネ活動
中尾 ひろえ
町田駅で「地球温暖化防止キャンペーン」
NPO法人UNIVERSAL環境カウンセラー協会
<神奈川県:8件>
「新宿御苑の自然と歴史の探勝会」
高橋 敬子
「風の人、土の人が集う“風土かふぇ”」開催
高橋 敬子
(1) 池袋や池袋でエコ活動をしている団体の活動紹介(展示)
(2) 有機無農薬やフェアトレードの飲料、地元のお店で作られた無添加等の環境や健康に配慮されたお菓子の提供
(3) ミニ・実演講座-家庭でできる堆肥づくり-
(4) 西池袋魅力発見ツアー
今後も継続して開催する予定ですので、お近くの方はぜひ足をお運びください。
西池袋おさんぽマップの作成
高橋 敬子
「環境カルタ取りで楽しく学習」 (2008.08.12掲載)
山蔦 紀一
子供が対象のときにはイヌボウカルタのルールで、大人や中学生が対象のときには、百人一首のように、下の句の札を取り合います。
カルタ抜粋:(ね)猫だって 暖房強いの 嫌いだニャー
学校や子供会でこれから楽しんで活用してもらおうと考えています。
「創造力」を活かして自然環境保護 (2008.04.30掲載)
浅見 一義
協働をコーディネートして環境学習を促進
安藤 多恵子
「環境を考える」講演会で感動
福田 昭三
バスの中で講演
山蔦 紀一
<山梨県:2件>
環境紙芝居等を通した子どもたちとの心のふれあい
櫻林 いさを
高学年になると子どもたちもパソコンを使い始めるので、私達も「60の手習い」で一生懸命パソコンを頑張っています。また、私は、山梨県エコティーチャー、環境教育・環境学習インストラクターの資格を持っているので、そちらからの環境学習指導もいただきながら実施しています。
この活動を7年間続けられたことは自分にとって大きな励みになっています。これからも地域の中で地域の子どもたちと関わり、学校の先生ではない「地域のおばさん」だからできること、「地域のおばさん」ならではの活動を継続していきたいと思います。
子どもたちの創造力向上をサポートするワークショップの開催
流石 皇甫
今回のワークショップでは、指導者側からの知識の説明は極力ひかえて、子どもたちが主体的に活動する環境を創り、体験の中で気づいた事を言葉などに置き換える体験学習プログラムとしました。
まず、「風鈴について知っている事・不思議に思う事・知りたい事」を子どもたちに質問し、興味関心を高めた後、風受けの有無による風鈴の鳴り方の違い、風受けに風があたった時の予想・結果、予想との違った原因などを、自由に言葉や絵で表現してもらいました。また、良く鳴る風鈴とあまり良く鳴らない風鈴を比べ、それぞれの風鈴の動きの観察・記録をして風受けの違いについて、参加者みんなで共有化しました。
一連の流れを通じて、良く鳴る風鈴にするには、風受けは風を受けやすく逃がしやすく、その動きが「ゼツ」※に力を伝えやすくする必要があることを、子どもたち自身が気づき、風受けの重さ・大きさ・形・紙の質・糸の長さが関係していることを発見していました。※ゼツ(舌):風鈴の内側にある、風受けについている音を出す部品。
最後にガラス風鈴に自分で絵を描きオリジナルの風鈴を完成させ、暑い夏を涼しく過ごすのに風鈴が使われていたことは、日本人の「知恵」の一つであることを理解してもらいました。
今回のワークショップでは、地元の企業からのご協力として教材用の風鈴を廉価で提供していただくことができました。また、スタッフとして山梨県地球温暖化防止活動推進員の方々も協力してくれ、スムーズに楽しいワークショップを実施することができました。私自身推進員をしており、地域で当該活動を推進する話し合いで、学習プログラムを提案し学習会の協力が得られました。
日本人の知恵シリーズとして、これからも「風鈴」「よしず」「湯たんぽ」などをテーマに、省エネルギー体験型科学学習会を開催していく予定です。